今回は、ヘアケアの正しい順番と方法をお伝えしていきます。
ヘアケアの順番は、基本的には髪質問わず同じ行程になるので、正しい順番と方法を知ることで健やかな頭皮と髪を育むことができるようになります。
髪の毛の仕上がりに満足できていない方や、扱いづらくお悩みの方はぜひ毎日のルーティンに取り入れてみて下さい。
ヘアケアの正しい順番
ヘアケアは、シャンプー前からドライヤーで乾かすまでの一連の流れがあります。
正しい順番はこちら
- ブラッシング
- 予洗い
- シャンプー
- トリートメント
- タオルドライ
- アウトバストリートメント
- ドライヤー
次に、それぞれのケア方法について詳しくご紹介します。
各ケアの方法をそれぞれご紹介

基本的に毎日お風呂に入ると思いますが、お風呂に入る前からヘアケアはスタートします。
ブラッシング
まずは、シャンプー前にブラッシングを行いましょう。
シャンプー前に行うことで、髪の毛に着いたホコリやスタイリング剤などを浮かせる効果があるため、シャンプー時に汚れが取れやすくなります。
また、事前に髪の毛のほつれをとることによってシャンプー時の抜け毛や摩擦を防ぐ効果もあります。
さらに、ブラッシングをすることによって頭皮マッサージ効果もあり、血行促進にもつながります。
予洗い
予洗いとは、「予め洗う」という意味があるように、シャンプー前に髪や頭皮をお湯で洗っていきます。
目安としては大体2〜3分かけてしっかり洗いましょう。
予洗いを行うことで、髪の毛に着いた汚れの7〜8割が落ちると言われています。
また、事前に汚れが落ちることによってシャンプーの泡立ちもアップします。
お湯の温度はぬるま湯で、指の腹を使いながら優しく洗っていきましょう。
シャンプー
シャンプーはしっかりと手で泡を立てて、側頭部や後頭部でさらに泡立てていきます。
洗う時は爪を立てたりゴシゴシ擦るのではなく、指の腹を使って優しく揉み込み頭皮をマッサージするようなイメージで洗っていきます。
また、シャンプー後のすすぎも大事です。
すすぎの目安は、シャンプーにかける時間の2、3倍かけて洗い残しのないようにしっかりとすすぎましょう。
トリートメント
シャンプーのすすぎまで終わったら、少し水気を切ってトリートメントを塗布します。
ちなみにトリートメントには、髪の毛のダメージ補修と保護をしてくれる役割があります。
そのため、塗布する際は毛先を中心に揉み込むように使っていきましょう。
この時、目の粗いコームを使うとトリートメントが髪全体に浸透しやすくなるのでおすすめです。
塗布したら3〜5分ほど置いて、ぬるつきがなくなるまでしっかりと洗い流します。
タオルドライ
お風呂から上がったら、丁寧にタオルドライしていきます。
この時もゴシゴシと力を入れず、指の腹を使って頭皮や根元からタオルドライしていき、毛先はタオルで優しく包み込むようなイメージで行いましょう。
濡れた状態の髪はデリケートなので、優しくタオルドライすることが大事です。
アウトバストリートメント
タオルドライまで終了したらドライヤーで乾かす前にプラスのケアとしてアウトバストリートメントをつけましょう。
アウトバストリートメントは、紫外線やパーマ、カラーなどで傷んだ髪をケアし、キューティクルを保護してくれる大事な役割があります。
つける時は、前述のトリートメントと同じく毛先を中心に揉み込んで使っていきます。
アウトバストリートメントは、オイルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプ、ミストタイプなど様々な種類があるので、ご自身の髪質に合わせて選んでみて下さいね。
ドライヤー
ヘアケアの最後はドライヤーです。
ここで注意点として、自然乾燥は絶対にダメです。
濡れた状態の髪は非常に脆いため、そのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖してニオイの原因に繋がったり、キューティクルが剥がれてしまう可能性もあります。
洗髪後はなるべく早く乾かすことを心がけましょう。
また、ドライヤーの熱も高温すぎると乾燥してパサつきの原因にも繋がるので、風量の調整ができるような低温ドライヤーを使うことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
正しい順番でやり方を工夫するだけで健やかで美しい髪に近づけることが出来るんです。
どれも少し意識するだけで取り入れることができるものばかりですので、ぜひ今夜からケアしてみましょう!