手ぐしやブラシで髪を梳かすとき、途中で髪の毛が引っかかってスムーズに通らなかった経験はありませんか?
髪が絡まった状態を放置してしまうと、切れ毛や枝毛など様々なダメージを受けてしまいますし、見た目もなんだか残念な気分になりますよね。
今回は、そんな髪の絡まりにお悩みを持つ方に読んでいただきたい原因と対策をご紹介していきます。
髪が絡まる原因って?

実は、髪の毛が絡まるのは、普段のケアや外的ダメージなど様々な原因が重なって発生している可能性があるんです。
まずは、5つの原因をご紹介していきます。
絡まりやすい髪質
もともとの髪質が細くて柔らかい方は、しっかりしていてハリのある髪質に比べると絡まりやすくなります。
髪質は遺伝的な要因が考えられるため、根本的に解決するのは難しいです。
ただ、ストレスや生活習慣の乱れから髪が細くなる場合もあるので、日頃からバランスの取れたお食事やストレスを極力減らすなど心身ともに健康的な生活を心がけることによって髪の絡まりのリスクを減らすことができます。
髪のダメージ
パーマやカラー、アイロンやドライヤーなどの熱ダメージを受けることによって、キューティクルが開いてしまいささくれのような状態になることで髪の絡まりが発生しやすくなります。
アイロンを使用する際は低音ですばやく行い、ドライヤーも乾かしすぎると髪が乾燥してダメージにつながり、絡まりの原因にもなるので注意しましょう。
髪の乾燥
前述にも記載したとおり、ドライヤーの乾かしすぎはオーバードライとなり、ダメージを受けやすくなります。
また、紫外線の影響や乾燥した空気に触れることで静電気が起こりやすくなります。
静電気が発生すると、髪の毛どうしがくっついて絡まりの原因につながります。
濡れたまま髪を放置
濡れた髪の毛は非常にデリケートな状態です。
濡れたまま放置すると、髪の毛同士が擦れ合って摩擦を引き起こし、ダメージを受けやすくなります。
また、濡れた髪をそのままにすると、雑菌が繁殖して乾燥する可能性もあるので注意が必要です。
摩擦
摩擦が起こるとキューティクルが傷ついてしまい、絡まりやダメージの原因になります。
特に髪の毛が濡れた状態で寝てしまうと髪の毛に枕が擦れて髪が絡まり、さらにダメージも受けやすくなるので要注意です。
髪の絡まりを防ぐには

髪が絡まる原因がわかったところで、実際にどのようなケアを行ったらいいかご紹介していきます。
ブラッシング
普段ブラッシングを行っている方は、是非シャンプー前に取り入れてみて下さい。
絡まりのある部分を無理やり梳かすのではなく、毛先から中間毛先、根本の順で優しく梳いてあげましょう。
シャンプー前にブラッシングをすることで事前に髪の毛の絡まりもとれますし、シャンプー時の汚れも取れやすくなります。
トリートメントでダメージ補修
日々のトリートメントを変えてみるのもおすすめです。
トリートメントは、髪の毛の内部補修やキューティクル保護をする役割があるため、ダメージを受けた髪に効果的です。
髪に必要な栄養を届けて、髪の状態を整えてくれるので手触りも良くなり絡まりの予防にもなります。
ドライヤーの前に洗い流さないヘアトリートメントをつける
洗い流さないヘアトリートメントとは、乾燥やドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果があります。
さらに、キューティクルを整えてくれるのでまとまりが出たり、手触りが滑らかになります。
洗い流さないヘアトリートメントは、オイルやミルク、クリームなど様々な種類があるので、ご自身の髪にあった物を選んでみて下さい。
紫外線予防や頭皮のケアも取り入れてみて
紫外線は肌だけではなく髪や頭皮にも影響を及ぼします。
紫外線は夏だけではなく、年間を通して浴びているので、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
日傘や帽子、UVスプレーのほか、頭皮の保湿をすることで外的ダメージから髪と頭皮を守ってくれます。
まとめ
いかがでしたか?
日々のケアの見直しやちょっとした工夫を取り入れるだけで髪の絡まりの対策が出来るんです。
ブラシを上手に活用し、紫外線対策を行いながら、絡まりにくい髪の毛を目指しましょう!