ヘアケア

「頭皮が臭い…」ニオイの原因と対策を知って清潔で健康な頭皮へ

普段から頭皮のニオイが気になる方もいれば、ふと自分の頭皮を触った時に、「あれ?なんか臭いかも…」と思ったことはありませんか?

今回は、一度違和感を覚えたら気になってしょうがない不快な頭皮のニオイの原因と対策をお伝えしていきます。

正しくケアをしてニオイの元とさよならしましょう!

なぜ頭皮が臭いの?頭皮のニオイの原因

日常生活の中で、頭皮が臭いと感じるタイミングは様々あると思います。

普段使っている枕や帽子が臭かったり、汗をかいたとき、はたまた直接頭皮を触ると臭かったり…。

そもそもなぜ頭皮が臭くなるのか?ニオイの原因をお伝えしていきます。

汗や過剰な皮脂の分泌

実は頭皮は、身体の中で皮脂腺が多い部分になっており、一般的に皮脂量が多いと言われるお肌のTゾーンの2〜3倍あることから、皮脂分泌が活発であることがわかります。

そこに何かしらの頭皮トラブルが生じ、過剰な皮脂が分泌されると頭皮の常在菌のエサになり、細菌が繁殖しニオイの原因につながります。

また、頭皮は毛穴が多いので、汗や皮脂が溜まりやすい部分でもあるため、蓄積された汚れや皮脂が酸化することで不快なニオイが生じてしまいます。

細菌の繁殖

頭皮は髪の毛に覆われているため、特に高温多湿な夏は細菌が活発に繁殖しやすい厄介な季節です。

そこでさらに汗や皮脂が加わることによって細菌の繁殖を助長し、ニオイの原因になってしまいます。

また、細菌が繁殖するとニオイだけではなく、かゆみを引き起こす可能性もあります。

加齢

一般的に男性の方が皮脂の分泌量が女性の3倍にも上ると言われていますが、男性・女性問わず加齢による頭皮のニオイが発生する可能性はあります。

30代以降から汗に含まれる乳酸を皮膚の常在菌が分解することで、「ジアセチル」という不快臭(ミドル脂臭)が発生しやすくなります。

ストレスや生活習慣

ストレスや睡眠不足によりホルモンバランスが乱れたり、皮脂の分泌を促進させてしまいます。

また、お肉や脂っこい食べ物を好む方も要注意です。

ニオイの原因となる過酸化脂質の生成を促す可能性もありますので、バランスの取れた食事とストレスを溜めすぎない生活を心がけましょう。

頭皮のニオイ対策

頭皮は皮脂が分泌されることによって、髪をなめらかにしてくれたり、乾燥や刺激から頭皮を守る役割をしてくれるので大切な存在なのですが、多すぎても少なすぎても問題です。

ニオイが気になる方は何かしらの頭皮トラブルが発生している可能性があるので、これからお伝えする対策をぜひ参考にしてみて下さい。

シャンプーを見直す

まずシャンプーは、なるべく低刺激で保湿成分が入ったものを選ぶようにしましょう。

おすすめはアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系は、しっかりと汚れを落としながらも必要な潤いは残し、優しく頭皮を洗い上げてくれます。

 



頭皮ケア用のシャンプーは市販もされているので、ご自身の頭皮状態に合わせて選んでみて下さい。

洗い方の見直し

シャンプー前の予洗いは必ず行いましょう。

予洗いをすることであらかじめ汚れが浮き上がり、シャンプーの泡立ちもアップします。

また、シャンプーのすすぎ残しも、ニオイが発生する原因になるので、ぬるつきがなくなるまでしっかり行いましょう。

髪と頭皮をしっかり乾かす

シャンプートリートメント後は、なるべく早くドライヤーで髪を乾かしましょう。

濡れたまま放置すると細菌が繁殖しやすいためニオイの原因になるほか、濡れた髪は脆い状態なので、キューティクルが傷つく可能性もあります。

ドライヤーの熱は頭皮に直接当てすぎないように注意しながら、根元からしっかりと乾かしていきましょう。

 



頭皮ケアも取り入れてみて

普段のケアにプラスして頭皮ケアも行ってみてはいかがでしょうか?

おすすめは頭皮クレンジングです。

お肌も毎日クレンジングするのと同じように、頭皮にもクレンジングをすることで過剰な皮脂を取り除き、清潔で健やかな頭皮に整えてくれます。

まとめ

特に今の暑い季節に気になるニオイですが、原因を知り、正しいケアを行うことでしっかりと対策ができることがわかりましたよね。

良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事を心がけながら健やかな頭皮を育んでいきましょう。

ABOUT ME
latte
初めまして! 美容系の仕事をしている30代の女性です♪ こちらのブログでは、ヘアケアを中心とした美容に関する様々な情報を発信していきます。 30代に突入して以降、目に見えて年齢とともに感じる変化に戸惑いつつ、あきらめることはしたくなかったので、今現在も「どうやったらキレイを保てるんだろう?」と日々模索中です。 私自身、美容関連の仕事に就いているので、仕事で得た知識を同じ悩みを持つ方に伝えていけたらと思っています。