ヘアケア

ラウレス硫酸Naって実際どう?シャンプー成分の真実

毎日使うシャンプー、成分気にしてますか?

「市販のシャンプーに『ラウレス硫酸Na』って書いてあるけど、これって髪や頭皮に良くないの?」

最近よく耳にするようになったこの疑問。

特に、髪や頭皮の悩みが増えてくる30代以降の女性にとって、シャンプーの成分選びはとても重要です。

この記事では、ラウレス硫酸Naとは何なのか、そのメリットとデメリットを分かりやすく解説します。

さらに、どんな人に向いていて、どんな人には避けた方がいいのか、そして代わりにおすすめの洗浄成分についてもご紹介します。

ラウレス硫酸Naってどんな成分?

よく見かけるけど、実際は何者?

ラウレス硫酸Na(ナトリウム)は、石油系の界面活性剤の一種です。

シャンプーやボディソープ、洗顔料などによく使われており、成分表示を見れば簡単に見つけられます。

どんな働きをするの?

大きな特徴は、以下の2点です。

  • 強い洗浄力で皮脂や汚れをしっかり落とす
  • 泡立ちがとても良いため、使用感が気持ちいい

そのため、泡立ち重視の市販シャンプーの多くに採用されています。

メリット|ラウレス硫酸Naが使われる理由

洗浄力が高い

スタイリング剤や皮脂の汚れを一度の洗髪でしっかり落とせるため、スッキリとした洗い上がりが魅力です。

泡立ちが良い

少量でもよく泡立つため、「洗っている感」があり、使い心地の満足度が高いと感じる方も。

コスパが良い

製造コストが低いため、手頃な価格のシャンプーによく使われているのもポイント。

デメリット|なぜ避ける人がいるのか?

頭皮や髪への刺激が強め

ラウレス硫酸Naは脱脂力が強く、頭皮の皮脂を取りすぎてしまうことがあります

その結果、乾燥やかゆみ、フケの原因になることも。

カラー・パーマのもちが悪くなることも

髪の内部の成分まで洗い流してしまうため、カラーの色持ちが悪くなる原因にも。

エイジングケアには不向きな場合も

年齢を重ねると頭皮は乾燥しやすくなります。

そんな状態にラウレス硫酸Naのような強い洗浄成分は負担になりやすいのです。

向いている人/避けたほうがいい人

こんな人には向いています

  • 皮脂が多く、頭皮がべたつきやすい人
  • ハードなスタイリング剤を毎日使う人
  • 髪のカラーやダメージが少ない健康毛

こんな人には避けた方がいいかも

  • 頭皮が乾燥しがち、敏感肌の人
  • カラーやパーマをしている人
  • 年齢による髪のパサつき・うねりが気になる人

代替となるやさしい洗浄成分とは?

ラウレス硫酸Naが合わないと感じる方には、以下のようなマイルドな洗浄成分がおすすめです。

アミノ酸系洗浄成分

例:ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa
→ 髪と頭皮に優しく、しっとりとした洗い上がりに。

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ベタイン系洗浄成分

例:ラウラミドプロピルベタイン
→ 刺激が少なく、赤ちゃん用にも使われるほどのやさしさ

「ノンシリコン」と「低刺激」は別物?

「ノンシリコン=安心」と思われがちですが、洗浄成分が強ければ刺激になることも。

ラベルに惑わされず、洗浄成分そのものをチェックするのがポイントです。

まとめ|成分を知ると、シャンプー選びが変わる

ラウレス硫酸Naは決して「悪者」ではありません。

自分の髪質や頭皮の状態に合っているかどうかが大切です。

最近、髪のパサつきや頭皮の乾燥が気になる方は、一度シャンプーの洗浄成分を見直してみてください。

それだけで、毎日のヘアケアがぐっと心地よく、前向きなものになるかもしれませんよ。

ABOUT ME
latte
初めまして! 美容系の仕事をしている30代の女性です♪ こちらのブログでは、ヘアケアを中心とした美容に関する様々な情報を発信していきます。 30代に突入して以降、目に見えて年齢とともに感じる変化に戸惑いつつ、あきらめることはしたくなかったので、今現在も「どうやったらキレイを保てるんだろう?」と日々模索中です。 私自身、美容関連の仕事に就いているので、仕事で得た知識を同じ悩みを持つ方に伝えていけたらと思っています。