「髪のためにちゃんとケアしているはずなのに、最近なんだかボリュームが減ってきた気がする…」
そんな風に感じている方は、もしかするとそのヘアケアが“逆効果”になっているかもしれません。
髪や頭皮に良かれと思ってやっていることが、知らず知らずのうちに薄毛を進行させてしまうケースは意外と多いのです。
今回は、薄毛を招く可能性がある“間違ったヘアケア習慣”と、見直すべきポイントを5つご紹介します。
洗浄力の強すぎるシャンプーを使っている
「しっかり洗いたい」と思って選んだシャンプー。
実はその洗浄力が強すぎて、頭皮に必要な皮脂まで奪ってしまっている可能性があります。
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下し、炎症やかゆみ、そして毛根へのダメージにつながることも。
髪が細くなった、抜け毛が増えたと感じている方は、アミノ酸系など頭皮に優しいシャンプーへの見直しをおすすめします。
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シャンプーのすすぎが不十分
髪を洗うとき、シャンプーはしっかりすすげていますか?
すすぎ残しは、毛穴詰まりや炎症の原因になり、抜け毛の原因になることもあります。
とくに耳の後ろや襟足、頭頂部は泡が残りやすいので、意識して丁寧に洗い流しましょう。
目安はシャンプー時間の2~3倍の時間をかけてすすぐのが理想です。
髪が濡れたまま寝ている
お風呂上がりに自然乾燥してそのまま寝る…そんな方も要注意です。
髪が濡れている状態はキューティクルが開いたままで、摩擦によるダメージが大きくなります。
さらに、頭皮も湿ったままだと雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮トラブルの原因にも。
寝る前には、ドライヤーでしっかり乾かす習慣をつけましょう。
ブラッシングが強すぎる・頻度が多い
「頭皮に刺激を与えたほうがいい」と強くブラッシングしていませんか?
過度なブラッシングは、頭皮を傷つけたり毛根にダメージを与えることがあります。
また、絡まりを無理に引っ張ることで髪が抜けやすくなり、牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)の原因にも。
ブラッシングは毛先から少しずつほぐすように、そしてやさしくが基本です。
紫外線対策をしていない
意外と見落とされがちなのが「紫外線」。
頭皮は顔の2倍以上の紫外線を浴びていると言われ、ダメージを受けると毛母細胞の働きが弱まり、髪の成長に影響を及ぼします。
外出時は帽子をかぶる・UVスプレーを使うなどの対策を習慣づけましょう。
まとめ
薄毛の原因は、遺伝や年齢だけではありません。
日々のちょっとしたヘアケア習慣が、髪に大きな影響を与えていることもあるのです。
以下のようなポイントを今日から見直してみてください。
- 頭皮に優しいシャンプーを選ぶ
- シャンプーはしっかりとすすぐ
- 髪は必ず乾かしてから寝る
- ブラッシングはやさしく
- 紫外線から頭皮を守る
小さな習慣の積み重ねが、未来の髪のボリュームや美しさにつながります。
「最近髪が気になるな」と思ったら、まずはご自身のヘアケアを見直すことから始めてみましょう。